京都で最小級の素敵なお寺のおはなし。【岡林院ってこんなところ】
- 京のたちばなし
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見るぞう 言うぞう 聞くぞう の三地蔵
京都へ訪れたら有名社寺へほとんどの方が向かいます.でもその傍らに素敵なスポットがたくさんあるんです。Join Kyotoの発信地・高台寺塔頭「岡林院」は、まさに代表格。通常非公開ならばもっとしりたいお寺のおはなしです。
🔶岡林院をご存知ですか?
通常は一般公開しておりません。不定期の特別公開のみご拝観可能です。
秀吉の正室であるねねが建立したと知られる高台寺の塔頭(たっちゅう)のひとつに岡林院があります。読み方は「おかばやしいん」ではございません。「こうりんいん」と読みます。京都市東山区のねねの道の奥にある岡林院は、慶長13年(1608年)創建のお寺です。
🔶緑眩しい苔庭
岡林院は、高台寺の塔頭(たっちゅう)の中で最も歴史が深い寺院とされており、通常非公開ですが不定期で特別に公開される期間があります。寺内の美しい苔庭は目を見張るものがあり、訪れる拝観客を魅了します。苔庭をすすむと「忘知庵」という4畳半の茶室が見えてきます。
🔶国内最小の龍の天井画
仏間の天井に描かれている龍は京都洋画の先覚者と称される田村月樵(たむらげっしょう)により描かれました。天井画の龍としては国内最小かもしれません。
特別公開実施される時には機会がありましたらぜひご参拝ください。
岡林院
〒605-0825
京都市東山区高台寺下河原町529